竹久夢二は300点近くものセノオ楽譜の表紙デザインを手がけ、西欧のオペラやバレエ音楽を絵の世界で表現しました。芝居好きの画家の関心は、自然と舞台芸術へも広がっていました。
ディアギレフ率いるバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)は、1909年のパリ初公演以来、天才的ダンサー、斬新な振付、異国情緒溢れる衣装など、あらゆる魅力でパリジャンたちを夢中にさせました。舞台美術を手がけたバクストの画集、ダンサーの写真記事などは夢二の蒐集対象でした。夢二も憧れた、世界的なバレエ・リュス人気を今に伝える<薄井憲二コレクション>の北陸初披露です。
